品質エンジニアリングで苦労を減らし、
全てのモノづくり体験を素晴らしい体験へ

城倉 和孝

CTO(Chief Technology Officer 最高技術責任者)

※本記事は2021年時点での取材に基づいています

デジタルハーツにジョインした理由

2020年10月、デジタルハーツにCTOとしてジョインしました。私がデジタルハーツを選んだ理由は2つ。
一つは「SAVE the DIGITAL WORLD」というミッションに深く共感したこと。
もう一つは、これまでのエンジニアとしての経験を通じて、多くのエンジニアが苦労しているなと感じていた品質課題をエンジニアリングで解決できる可能性を感じたことです。

これまでの経験①:モノづくりは素晴らしい体験!

私はSIerでの受託開発からキャリアをスタートし、プロダクトベンチャーのFounder・CTO兼プロダクトオーナー、ネットベンチャーのCTOとクリエイティブ側のプロダクト/エンジニアリングの責任者として経験を積んできました。こうした経験を振りかえって、改めてモノづくりは楽しいものだと感じています。
要求・要件を固めて仕様を決定する、理想のアーキテクチャーを思い描いてシステムを設計しコードを書く、出来上がったシステムに対するユーザーの反応を見ながら仮説を立て改善するなど作りこむ楽しさがあります。そして思い描き作りこんだシステムがお客様に良質なユーザー体験を提供でき、喜んでいただけた時の感動は筆舌に尽くしがたく、まさに開発者の醍醐味です。

これまでの経験②:テストは面倒?
でも品質への自信はテストの量と質次第

一方で、辛い記憶もあります。そうした記憶の多くは品質に関するトラブルだったように思います。テストの考慮不足に起因するシステムの停止や、操作に不都合が生じるといった事態はお客様にとっても、サービスを提供している私にとっても良い体験ではありませんでした。
私がプログラマーとして一番コードを書いていたのはプレイングマネージャーとして業務系システムの受託開発を行っていた頃のことですが、エンジニアの中にはテストを面倒と思う方が比較的多いように感じていました。一方で、私は面倒でもテストが嫌いではなかったように思います。システム納品直前になるとトラブルへの不安にかられてか、テストのサイクルを何度も何度もしつこいくらいに回しながら、自分自身で沢山のコードのバグを除去する作業をしていた記憶があります。納得できるまで幾度となく繰り返しテストすることで、リリースへの不安を最小化していたように思います。

デジタルハーツでやりたいこと:エンジニアリングで苦労を減らし、
全てのモノづくり体験を素晴らしい体験へ

従来の品質保証はテストシナリオに沿った手動の機能テストを最終工程で行うことが主流でしたが、近年のアジャイル開発における品質プロセスは、シフトレフト、いわゆる上流工程にテストの比重を移すスタイルに変化しつつあります。こうした開発スタイルの変化を捉え、セキュリティやクラウドのコード化など非機能系の品質向上も含めて、自動化や非エンジニアへワークロード分散を行い、QAエンジニアは品質保証に関する専門作業に注力してもらうことで、これまでのエンジニアリングにおける品質課題の解決力を高めるとともに、お客様のビジネスアジリティ向上に向けた支援もできると考えています。

また、日々新しい技術がでてくるシステム開発という分野では、各企業が組織横断的なデベロッパーサクセスチームを編成し、ツール評価や品質保証など事業部門の開発チームへの支援ができる体制が理想的だと考えています。しかしながら、こうした体制がとれるのはエンジニアが豊富に在籍する企業に限られ、多くの場合、エンジニア不足から、ここまで手がまわらないのが実情だと思います。
まだまだ道半ばですが、こうした場面でもデジタルハーツが企業内の横断組織に代わり、事業部門に対しツール評価や品質保証といったエンジニアリングによる支援と、人手の支援等のデベロッパーサクセスを提供できるようになることができると理想的だと考えています。

これからのデジタルハーツのエンジニア

デジタルハーツは2001年より数多くのゲームデバッグを手掛けてきました。ゲームを愛するテスターによるデバッグサービスは、ユーザー目線で多くの不具合を見つけることが出来るという合理性を持ち合わせており、多くのお客様にご利用いただいています。
そして今では、ユーザー目線でのテスト経験を持つQAエンジニアをベースに、ソフトウェアエンジニア、インフラエンジニア、セキュリティエンジニアも含めた、DevSecOpsパイプライン全体をカバーしうる多様性のあるエンジニア体制を整え、ソフトウェアを必要とする全てのお客様に統合的なQAソリューションを提供しています。

デジタルハーツの理想とするQAは、幅広い専門知識をバックグランドに初めて実現できるものです。このページを見て下さっているエンジニアのみなさんのスキルセットや得意分野、専門知識をデジタルハーツのQAソリューションの中で活かしたいと感じていただける方のジョインをお待ちしています。