お客様のニーズを十分に理解し、
最適解を探すことがこの仕事の面白さ

Kenji

テスト自動化エンジニア

※本記事は2021年時点での取材に基づいています

入社までの流れ

私はこれまでずっとテストの仕事をしてきました。
専門学校を卒業後、フリーターをしながらバンド活動をしていましたが、まじめに働かないと、と思い立って派遣社員になり、携帯端末の評価業務に派遣されたことがテストの仕事を知るきっかけでした。当時の端末なのでアンテナがあったり2つ折りだったりするのですが(笑)、ここで初めてテストという仕事を認識しました。

その後、開発チームの一員としてテストを担当した後、あるメーカーのwebシステムのテスト業務を10年ほど担当しました。 全体的に携わっていましたが、主にサーバサイドのテストを担当していました。
時代の変化と共に、ローカルにテスト環境を構築してということもなくなり、AWSでの評価をして…と、製品は同じでもクラウド移行にともなうテスト環境の変化も経験することができました。今振り返ると、サーバの構築やテストを通して構成や役割、サーバログの確認方法を学んだ経験が、現在担当することの多い負荷テストに活きていると感じています。

デジタルハーツに転職することにしたのは、より効率的・効果的なテストを経験できるテスト専門企業としてのデジタルハーツに惹かれたからです。 テストエンジニアとしての原体験になりますが、一人のテスターとしてテスト項目書に沿ってテストを実行していたころ、自身の検証スピードが周りのメンバーと比べ抜きんでていたことから、『手を抜いているのでは?』と上司に疑われたことがありました(笑)
自身としては指示通りに普通にテストを進めていただけなので、「項目書に沿ってちゃんとやっているのに、どうして皆とこんなに検証スピードが違うんだろう?というか、早く終わったのに疑われるってどういうこと?」って(笑)結局、単純に効率的な操作を意識して探していたことが大きな違いでした。また、その時に他の皆が “何も出ないだろう”と思っている所でも、私は“何か出るんじゃないか”と思いながら仕事をしていることにも気づきました。こうした考え方は経験を積んでも変わることがなく、より良質なテストを経験できる仕事を望むようになりました。
そうした中でテスト専門企業であるデジタルハーツと出会い、「テストエンジニアとしてやりたいことに挑戦できるよ」との言葉を信じて転職することとしました。これは、本当にそのままで自動化などにも積極的ですし、新しいツールなどもどんどん活用しながら、より良いテストの実現に向けた工夫に取り組めていて、一人のエンジニアとしてありがたい環境だと感じています。

転職のきっかけ

前述のメーカーでwebシステムのテスト業務を担当していた時のことですが、コストカットの煽りを受けてQA人員も削減することとなりました。しかし、品質を落とすわけにはいかず、効率化に向けテスト自動化を担当することとなり…。
結果として、テストの更なる面白さに目覚めたというか、効率化精神に火が付いたというか(笑)
自動テストも、昔はFirefoxのプラグイン等で比較的専門知識が無くても作ることができましたが、Firefoxの大規模アップデートで既存のプラグインがほとんど使えなくなってしまった時期がありました。
Seleniumでは、そうしたプラグインはなく、自動化するにはプログラムを書く必要が出てきました。 プログラムを書き始めてからは、プログラムそのものにハマってしまい…、これは面白いな、もっとやりたいなと…
結果、前述のとおり、専門的な経験のできそうだったデジタルハーツに転職を決めました。
元々在籍していたメーカーは、構造不況に起因してQA人員の削減を行うなど、そもそもの事業の将来性にも不安があったことから、当時の私にとっては、力強く事業成長を続けている点も非常に魅力的でした。

負荷診断の仕事の面白み

現在は負荷診断の仕事を任されることが多いです。負荷を発生させるためにJMeterでマスタースレーブの構成を構築するなど、新しい技術に触れられることも面白いですし、お客様に満足いただけるよう、お客様としっかり向き合って仕事を進めることにも面白みを感じています。

負荷診断サービスに満足いただくためには、お客様のニーズを十分に理解したうえで、診断内容を調整することが大切です。
事前ヒアリングで、お客様に「どの程度までテストしますか?」と聞くと、とにかく安全な状態を作りたいので、過度に高い負荷での診断を希望されるお客様が多いです。
しかし、希望通りの負荷診断を実施しようとすると、当然ですが非常にコスト高になってします…これは、お客様にとって幸せなことではないため、事前ヒアリングで頂いたニーズを踏まえ、現実的な負荷での安全性と、コストのバランスの取れた診断を提案し、実施することが、私の仕事だと思っています。

このような、クライアントとのやり取りの中から最適解を探す面白さは、これまでの仕事には無かった要素なので新鮮ですし、楽しいなと感じています。

今後やりたいと思っていること

新しい技術の導入に加え、そうして学んだ技術を共有し、チームとしての力を高める取り組みをしたいと考えています。
デジタルハーツはメンバーの仲も良く、協力しあえるいい雰囲気なのですが、僕が負荷診断の経験が浅い頃、指導してくださっていた方が別案件の対応で不在となったことがありました。
右も左も分からぬまま、指導者の遠隔での助言を受けながら、持てる知識を総動員してメインの担当者として対応したのですが、指示をされている時は見えなかったプロジェクトを推進する難しさを体験して対応にすごく苦労しました。なんとか案件は無事に終えることができましたが、「普段から技術的知識の共有や、案件状況の共有をしっかりとしておけば、もっとスムーズに仕事が進められたのでは?」と、エンジニアとして勉強の必要性を強く意識しましたし、チームとしての学習・ナレッジ共有の必要性も強く感じました。

想定外の事態が起こっても、周囲ときちんとカバーしあえる体制を構築するために、テストチームでの勉強会など、チーム力を高めるべく、ナレッジベースを構築して、技術情報を逐次共有したりと、今頑張っているところです。

新たにチームに入る方へのメッセージ

お話ししたような経験があるからか、個人的には作業を効率化するためのツールを作ったり、より簡単にテストできるような仕組みを考えたりすることに興味があります。組織としてもテストや開発チームも含め、全体として技術や知識をシェアして成長していこうという取り組みがようやく動き出してきたところです。
こうした技術的な取り組みが好きで、個人とチーム両方での成長に興味を持っていただける方にチームに入っていただけると嬉しいなと思います。

また、コロナの影響もあり最近はテストチームもリモートで業務を進めることが多いのですが、チャットツール等を活用し、情報交換はしっかりできており、人間関係も円滑ななかで仕事をさせてもらっています。
個人的な話になりますが、私は日本酒や登山が趣味で、どちらもステータスのあるアイテムが関連している趣味だなぁと思っていて、エンジニア仲間と、この製品の機能は…みたいな話で盛り上がったりしています。 テスト自動化ツールの話題でも同じように盛り上がっていますが、あれがいいよね、こっちのアイテムも良かったよみたいな話が楽しくて…
技術話も好きですし、日本酒や登山のような少し(?)マニアックな話題も一緒に楽しめるような方と一緒に働けたらなお、うれしいです(笑)。