緻密な分析力でバグを発見するデバッグの職人!

デバッグのスペシャリストとしての自覚

現在はデバッグのスペシャリストであるエキスパートデバッグ(以下EXDB)※1 として現場に入っています。EXDBの役割はテスターと同じく「バグを発見すること」ですが、発見する量も質もテスター以上の成果を常に求められています。バグにはプレイしていれば必ず見つけられるものと、プレイしているだけではまず見つけられないものがあり、後者はテスターが10日間かけても見つからない・・・ということも珍しくありません。EXDBは過去の経験から類似するケースを参考にし、バグが発生する条件を予想しながら手順を組み立てることができます。そういったお膳立てをして初めて発生するバグを見つけることがEXDBの役割ですね。ほとんどのユーザーがまずやらないような操作であっても、それができる状態であるなら、EXDBは徹底してその操作をやり込みます。そういった操作にこそ開発者が想定していない不具合が潜んでいるんですよ。

※1 EXDB(エキスパートデバッグ)
高度なデバッグスキルを駆使して他のテスターでは発見できないような複雑なバグを発見したり、発生原因不明のバグの再現手順を確定させるスペシャリスト。テスターの中から技術を認められた一握りしかなることができず、現在の登録人数に占める割合はわずか0.2%。

ひとりの先輩テスターに衝撃を受けた

ひとりの先輩テスターに衝撃を受けたイメージ

僕がテスターとして頂点を目指そうと思ったのは、ある先輩テスターとの出会いがきっかけでした。僕自身は他社でデバッグ経験がありましたし、入社後も積極的に学んでデバッグ技術を向上させていたので、1年経ったころには当時所属していたLab.で「オレがここのエースだ」っていう自信を持ってましたね。そんなテング状態である現場に入り、一人の先輩テスターに会ったんです。その先輩は、僕が一通りバグを出し切った担当箇所をもう一度チェックし、僕が発見できなかったバグを次々と発見しました。もう完敗でした。そこからですね、「デバッグで負けたくない」と思うようになったのは。とは言っても教えを請うのもシャクなので(笑)、その先輩が帰った後に先輩のバグ報告を全部読み返してみたりしながら、とことんまで学びました。今は自分が他のテスターから目指される立場になったので、自身で蓄積して体系化したデバッグ技術を教え、テスターの底上げに貢献することがEXDBの務めだと思っています。

担当したソフトウェアの品質に対して常に責任を持ちたい

EXDBが多くのバグを発見できるからといって、一人で発見できる量にはどうしても物理的な限界があります。ですので、バグの出そうな箇所をテスターにアドバイスして彼らがバグを発見することで、より大きな成果が出せるように心がけています。また、開発の初期段階で単独デバッグに入り、バグが出やすい仕様の改善提案を行うことで、バグを未然に防ぐことも行っています。やはりEXDBとしてデバッグに関わっている以上は、あらゆる方法でバグを無くすために最大限の努力をすべきだと思ってます。自分の担当する箇所だけでなく全体に目を向けて、ソフトウェアの品質を守るんだという気持ちで仕事をしていますね。

1日の流れ

10:00 出社
開発からの返答等を確認し昨日のデバッグの続きを再開
13:00 昼食
奥さんに作ってもらったお弁当♪
15:30 致命的なバグが発生する可能性が見つかったため、テスターに確認作業を指示
16:00 仕様上の脆弱性について、クライアント様の担当者に報告し、対応を伺う
19:00 作業終了 ~帰宅

オフタイムを紹介♪

月に2回は山登り!

月に2回は山登り!イメージ

3年ほど前にふと「自然に触れ合いたい」と思い立って高尾山に行ってからのめり込み、多いときは毎週登ってました。最近は日帰りなら月2回、泊りで2ヶ月に1回ほど行ってます。富士山にも2回登りましたが、山頂付近で会社から次週の作業連絡がかかって来て、「次週は○○の現場です」と言われたこともありました。

出かけるときにはいつもカメラが一緒!

出かけるときにはいつもカメラが一緒!イメージ

山登りや旅行の趣味と相性が良く、いつもレンズ数本と三脚を持って出かけてます。結構重装備なので山登りでは大きな負担なんですが、いい写真を撮るためだったら平気です!レンズを含めると結構お金がかかるので、節約を楽しみながら趣味を満喫しています。